
1月20日
平成三十年 大寒
長く生きることは寿(ことほ)ぐことか メメントモリをなくした日本人 *メメントモリ (Memento Mori/ラテン語)_己がいつか必ず死ぬことを忘れるな_死を記憶せよ 今日の日本にお...
きものは親爺の武器である
時候に親爺想ふ

7月7日
おいらは仏陀のサンドイッチマン 再び我らが藤川〈チンナワンソ〉清弘である 比丘(びく)の生活 チンナワンソの本出家は、バンコクからタイランド湾方面に車で約1時間半ほど、マテガイの群生する砂州で有名な〝...

7月7日
「伝説」と「神事」と「宮中行事」の合わせ技 七夕伝説 「伝説」としての〈七夕〉は、〝織姫(織女星)〟と〝彦星(牽牛星)〟の物語である。 天の神は、娘の織姫の婿として彦星を迎えた。二人はお互いに一目見て...

7月23日
代理戦争イタリアン・カルチョ FIFAワールドカップ 今回は、親爺たちには懐かしい二十年ほど前の、イタリアン・サッカー全盛期のセリエAのお話である。 2018FIFAワールドカップ・ロシア大会は、7月...

7月23日
キリギリスとお友達? 寒苦鳥 寂れたさまの閑古鳥ではない、仏教の説話にある鳥のお話である。 「ヒマラヤの中腹にある、気候の良い里に住む鳥のこと、昼は花の香に酔い、木陰で木の実を喰んで1日を遊んで楽しく...

8月7日
もともとの意味はとても怖い 盂蘭盆会/うらぼんえ 「盂蘭盆」は、サンスクリット語〈ウランバナ〉の音訳で、その意味は「逆さに吊り下げられるような非常な苦しみ」であるらしい。 なぜこのとても苦しそうな言葉...

8月7日
日本男子の背筋を伸ばす名前 ローマでの邂逅 思いがけず〝その人〟を見かけたのは、ローマ空港の日本航空ラウンジだった。 その人は、バーカウンターの前でエスプレッソを待っていた。 少し斜めを向いた後ろ姿は...

8月23日
素敵なものほど無くなるのは、何故 わたしのニュー・シネマ・パラダイス 物心ついた頃、私の家の前には映画館と酒屋があった。 右斜め前に映画館、目の前が酒屋である。 どちらも屋号は忘れたというより、はなか...

9月8日
青二才の見守り方 今からちょうど二十年前の1998年9月6日、黒澤明は鬼籍に入った。 その名前に〝世界の〟という冠がついて遜色のない日本人がどれほどいるだろう。 映画界で挙げれば、〈黒澤明〉監督を筆頭...

9月23日
我が憧れの隠居 Anthony Dominick Benedetto 御歳92歳のトニー・ベネットが9月14日にニュー・アルバム『LOVE IS HERE TO STAY 』をリリースした。 生誕12...

9月23日
隠居の本懐 啐啄の機/そったくのき 禅語に〝啐啄の機〟というのがある。 雛が卵から孵(かえ)ろうとする時、雛が内から殻をつつくのを〝啐〟、母鳥が外から殻をつつくのを〝啄〟ということから、禅において師家...

11月7日
金メダリストは爵位の不良騎馬将校 バロン西が愛馬ウラヌスとともに〝寒露〟から〝霜降〟を飛び越えて、無事〝立冬〟に着地した。 さてバロン西のお話である。 優雅なる競技_馬術・障害飛越え かつてオリンピッ...

11月22日
スローフードはスペイン広場から 収穫に感謝する新嘗祭 本日22日「小雪」の翌23日は「新嘗祭/にいなめさい」である。 その年に収穫された新穀を食すことを「新嘗」という。 新嘗祭はその年の穀物の収穫を、...

11月22日
百年の酢『バルサミコ』 ナポレオン妃も愛した高貴な酢 イタリア北東部エミリア・ロマーニャ州モデナ、イタリアでも豊食の地と呼ばれるボローニャからほど近いこの地には、名産として微発泡性の赤ワイン・ランブル...

12月7日
イタリアの至宝 大雪の冬ごもり 12月第1の節気は「だいせつ」である。 大(おお)雪(ゆき)と書く、しかし3日前東京は23.4度を記録した。 「大雪」の冬籠りどころか「小暑」に近い、着物だったら「袷」...

12月7日
疾る芸術品 職人技の結集 18歳でフェラーリの職人となった彼の経歴が変わっている。 「高校は地元の商業高校です。簿記や会計の勉強をしていました。でも、毎日学校の行き帰りにテストラン中のフェラーリを見て...

12月22日
年の瀬に足るを知る 節供 二十四節気の「冬至」といえば柚子、上生菓子でいえば柚子羹である。 冬本番を迎えるこの時期、「冬至」の日は一年の中で昼間の時間が一番短くなる。 日本人は昔から寒さが堪え始めるこ...

12月22日
José Alberto Mujica Cordano 幸せになるために生まれてきた ムヒカ大統領曰く「*エピクロス、**セネカ、***アイマラ人たちは、次のように言っています。[貧しい人とは、少しし...